お知らせ
東京日仏学院にて開催された「シモーヌ・ヴェイユの薔薇」の植樹式&朗読会

2025年1月25日(土)、ルネサンス・フランセーズ日本代表部は
東京日仏学院に「シモーヌ・ヴェイユの薔薇」の苗を寄贈させていただきました。
毎年同学院で開催する恒例イベント「読書の夕べ les Nuits de la lecture」の一環として
植樹式が開催され、
続いてルネサンス・フランセーズ会員であるマチュー・セゲラ氏
(スーヴニール・フランセ日本代表)
によるシモーヌ・ヴェイユの回想録、Une Vieの朗読が行われました。
セゲラ氏が朗読に選んだのはUne vie の第4章revivre(再出発)でした。
植樹式ではジェレミー・オプリテスコ東京日仏学院院長の開会の挨拶に続き、
フィリップ・セトン大使閣下、フレデリック・ペニヤ文化参事官(臨時代理)、
アレクサンドル・ジョリ議員のお言葉を賜りました。
今年は人工妊娠中絶に関するヴェイユ法が制定されてから50年という記念すべき年です。
さらに人工妊娠中絶を選ぶ自由が2024年3月8日フランス憲法に明記されたことは
私たちの記憶に新しいところです。
また当植樹式の2日後の1月27日、シモーヌ・ヴェイユが生還を果たした
アウシュビッツ強制収容所の解放から80年を迎え
強制収容所の跡地で各国首脳による追悼式典が開かれました。
日本代表部はシモーヌ・ヴェイユの理念のひとつ、
「世界平和構築への重要性」に向けた活動を彼女の名前を冠した薔薇を通じて
今後も続けてまいりたいと思います。
今回の寄贈にあたり栽培協力いただいた
伊那市の伸和コントロールズ株式会社様、矢島園芸様に心より御礼申し上げます。
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